GUIDE
紙の教員手帳とデジタル手帳のちがい
・トドク工房
紙の教員手帳を何年も使ってきた先生も、「そろそろデジタルに」と考える先生もいると思います。どちらがよい・悪いではなく、毎日の場面でどうちがうかを並べてみます。
紙の教員手帳のよいところ
- すぐ書ける開いてペンを走らせるだけ。会議中や廊下でも、思いついたときに書けます。
- 電池がいらない充電を気にせず、どこでも使えます。
- 見開きで見渡せる1週間や1か月を、ぱっと一覧できます。
- 形を自由に使える矢印や囲み、ちょっとした図も思いどおりに書けます。
紙で困りやすいところ
- 同じことを何度も書く年間行事予定を手帳に書き写し、時間割にも書き、付箋にも書く。予定が変わると、書いた場所を全部直すことになります。
- あちこちに散らばる手帳・付箋・Excel・学校のカレンダー。確かめるたびに行ったり来たりします。
- なくすと戻らない控えがないので、なくしたり汚したりすると、書いた内容は戻りません。
- 提出物の確認に手間がかかる名簿に印をつけていくと、誰が出していないかを数え直すことになります。
デジタル手帳でできること
デジタル手帳のいちばんのちがいは、一度入れた予定が、いくつもの画面に出ることです。たとえば職員室デスクでは、入れた予定が「今日」の画面・カレンダー・時間割に同じように出るので、書き写す手間がありません。
- 年間行事予定を取り込める学校の年間行事予定(Excel・文字の入った PDF・コピーした表)から、必要な行事だけをカレンダーに入れられます。
- 締切の近いものが目に入るToDo の締切が近い順に、朝ひらく画面に並びます。
- 提出物はボタンで記録出席番号を押すだけで、提出・未提出を切り替えられます。
- 控えを残せるバックアップのファイルに保存しておけば、別の端末で読み込めます。
デジタルで気をつけること
- 生徒の情報をどう扱うか生徒の名前などを入れる前に、学校の決まりを確かめましょう。職員室デスクは、提出物を出席番号だけで管理でき、名前欄は初期設定でオフです。
- 学校の端末で使ってよいか個人の道具を学校のパソコンで使ってよいかは、学校によってちがいます。先に確かめておくと安心です。
- 電池と画面スマホやタブレットは電池が切れると見られません。授業中に画面を開いてよいかも、場面によってちがいます。
- 控えをとる端末の中に保存する道具は、端末をなくしたり、ブラウザのデータを消したりすると、内容も消えることがあります。ときどきバックアップをとりましょう。
両方を使い分ける例
どちらか一つに決めなくても大丈夫です。たとえば、次のような分け方があります。
- 紙に向いていること会議中のメモ、思いつきの走り書き、図を描きながら考えること。
- デジタルに向いていること年間の予定、時間割、締切のある仕事、提出物の記録など、何度も見返して書き直すもの。
職員室デスクには手書きのメモ(ペン)もあるので、時間割のコマや授業の記録に、そのまま書き込むこともできます。